豆腐工場での導入事例

豆腐工場での汚泥処理の課題・悩み

豆腐作りには大量の水が使われ、排水となる水が大量に発生します。排水には洗浄や殺菌のための薬品が含まれており、そのまま川や下水に流せません。大量に発生するおから(豆腐の絞りかす)の処理に困っている工場も多くあるようです。

ECシリーズ(アムコン)の導入事例

豆腐工場での汚泥処理
引用元:アムコン株式会社公式HP(https://www.amcon.co.jp/casevolute/otokomae/)

ECシリーズとは

余剰汚泥、浮上フロス、凝集沈殿汚泥など、幅広い汚泥に対応できる装置です。汚泥濃度に上限はなく(流動性があるもの)、高い固形物回収率を実現しています。サービスタンク付きで、長い間多くの支持を得ている製品です。

ECシリーズ導入前後の状況

以前はろ布ベルト式脱水機を使っており、乾燥した状態で放置すると絞れなくなるため、毎日の掃除が欠かせず手間がかかっていました。脱水機導入後は、夏場は週に1回、冬は2回とメンテナンス頻度が激減し、稼働も安定しています。

MVP 300U(ジャステック)の導入事例

MVP 300U(ジャステック)の導入事例

MVP 300Uとは

脱水機と薬液溶解設備が一緒になったオールインワンの汚泥脱水機。汚泥処理に必要な脱水のみならず、薬液溶解も同時にできるため、手間がかからず初心者向きの製品です。
設置面積も畳1.1畳分ほどで納まるコンパクト設計(横1,500mmx縦1,200mm)のため、市販の物置小屋さえあれば設置可能です。

MVP 300U導入前後の状況

汚泥量1,800リットル/日の豆腐工場で導入した事例です。汚泥濃度8,100mg/リットルの汚泥を処理し、ケーキ含水率は83.6%にまで削減。「工場長による毎日の日常管理だけで自動運転が成立して手間がかからない」と喜びの声が届いています。

汚泥脱水機で注目すべきは、導入後

脱水機を導入することで、大量の排水やおからの処理が効率良く行えるようになりますが、脱水機自体の操作や運用に手間がかかっては、効率化は実現しません。誰もが扱える簡単な操作、無人運転できるなど、導入後の使いやすさも重要です。

無理なくコスト削減
小規模工場向けの汚泥脱水機を見る

メーカーの点検が行き届く!
安心して使い続けられる汚泥脱水機3選

汚泥脱水機は、使用状況に応じて適切な製品選びをすることで、より効果的なコスト削減につなげることができます。 フォロー体制の整った3メーカーの小規模工場向け製品を、使用状況別におすすめしてご紹介します。

※選出基準:Googleで「汚泥脱水機」で検索して表示された汚泥脱水機メーカー13社のうち、下記2項目を満たす3社を選定(2022年1月時点)。
・官公庁向けでなく小規模工場用の製品を製造している
・詳細な製品スペックや運用時のアフターフォローについて記載がある